朝起きると前歯が消えていた。そんな事件からちょうど一年たちました。
朝日がまぶしいなあ…頭が痛いなあ…あれ、俺どこで寝てるんだ、ここは…道路だ。なぜか掌が血で真っ赤だ。コンビニで手を洗おう。
朝目覚めると、前日行った居酒屋の近くの道で倒れていました。飲みすぎですね。手が真っ赤だったので、おそらく転んだのだろうと思いコンビニに手を洗いに行きました。
手を洗い、ついでにトイレに入りました。順番逆ですね。鏡を見ると
「口の周り真っ赤だな。あれ…前歯どこだ」
酔いが吹っ飛びました。何が起きたのか。でも何も覚えていない。
前歯が二本とも折れている。
殴られたのか、でも何故か外傷は無く、口の中も切れてない。つまり殴られてない?
酔っぱらって縁石に嚙みついたのか、さんまさんの物まねの最中に電柱にぶつかったか、、
早速、歯医者に駆け込むと残ってる前歯をペンチでぐりぐりされて、抜いたのかな、確か。安っぽくて、明らかに形のおかしい仮歯を接着。応急処置です。
くしゃみすると取れます。
サ行発音しにくいし、仮歯は常にぐらついてるし、よく面接通ったよ。辛かったよ。
でも、つかみのネタにはもってこいなんだよなあ。ありがとう。
濡れ犬臭漂う季節とエロ本
椎名林檎が好きです。エロいから。
小さい頃は初めてだらけで、すぐ影響やら衝撃を受けちゃう。でもエロに対しては見て見ぬふりをするんだなあ。
家族と映画を見てる最中にベッドシーンが流れれば
「ねえねえ今日の夕飯何?」
って子供ながらみんなの注意をひいて変な空気にさせまいとしてた。でも見たい。
通学中、よくこの時期に雨でぐしゃぐしゃのエロ本が無残に散らばっていた。少しでも視線を移そうものなら、鬼の首を取ったようにいじられる。見てないよって必死に弁明する。
本当は見てた。いじってるやつも見てるはず。
子供のころは、エロに対して見たいけど見ちゃいけないものというイメージをもっていた。それが椎名林檎にもあったんだなあ。でも林檎さんは見てもいいんだ。だってテレビに映ってるんだもん。ブラウン管でエロ本を読んでる、なんてとんでもないスリルだよ、でもそんな感覚だった。
今となっちゃ、それなりに何でも経験してしまっているから、昔に影響・衝撃を受けた音楽・映画が輝いて見えるのはしょうがない。でも、それもいいよね。今じゃ堂々とエロ本読めちゃうし。なーんにも恥ずかしくない。
なんて仕事中考えてました。どんよりじめじめで元気の出ない季節。でも道にエロ本落ちてるかもって考えるとわくわくする。欲しいけど濡れてるから拾うか迷う。この葛藤久々に味わいたいね。